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どんな会社か

株式会社ミナタックは福島県の中でも雪深い会津若松市に平成25年7月に創業された、主に融雪機(ラインダンス)を扱う会社だ。従業員は家族4人。この4人でwebの管理から、製造、販売まで行っている。「だれでも買える値段は当たり前、簡単で扱いやすく」をコンセプトに、雪国の消費者目線でプロダクトの生産にあたる。商品は完全受注生産で、アフターフォローまでしっかりと対応する為、受注から生産、発送までを自社で行う。主な営業は自社HPと展示会のみだが、初年度で100台以上の融雪機(ラインダンス)を売り上げたこれから注目の会社だ。

私たちのチャレンジ
雪害は防げる!高齢化の進む雪国で暮らす人々の苦労を軽くする!

【なにをしているのか】

融雪機「ラインダンス」の製造、開発、販売。新商品の開発。

ラインダンスとは?》

水の力を使い、誰でも楽に簡単にかつ強力に積雪を融かすことができる、ミナタックが10年以上もの歳月をかけて開発した特許技術を使用した融雪機だ。
従来の融雪機が自分が動いて、重たい雪を運んで、除雪・融雪する重労働だったのに対して、ラインダンスは融雪機自体を運ぶという全く新しい発想の融雪機。無駄な装飾を一切省いたシンプルなデザインはおじいちゃんおばあちゃんでも運べるようにと、少しでも重量を減らすため。使用方法も簡単で、給水口に専用ホースを装着し、ラインダンス本体と専用器具でつなぎ、本体を雪の上にのせ、地下水もしくは温水を流す。これだけで約30分ほどで1㎥の雪を融雪する。
ラインダンスという名前はその特異な水の散布に由来し、その水の散布の仕方に融雪力の秘密が隠されている。


※上写真、中央から左側がラインダンスによる融雪後。

〈融雪する様子などはこちらのミナタック公式HPよりご覧ください〉

http://www.linedance-aizu.jp/

【なぜしているのか】

この商品は「高齢化の進む雪国で暮らす人々の苦労を軽減できるものを作りたい」という想いから平成10年より開発を始めました。開発はおじいちゃんやおばあちゃんの目線です。雪害は地域一帯がなる自然災害。だから、地域一帯みんなが除雪や融雪しなくてはいけない。そうなると、おじいちゃん、おばあちゃんも自分たちで雪に対処しなくてはいけないんですね。けれど、積もった雪は想像以上に重く、スコップで運ぶことはとても重労働なんです。水で溶かすという方法もあるんですが、従来の融雪装置では、終始水を出す必要があって、多量に水を消費してしまうんです。水の量があまりに多いと地盤沈下などの危険もあります。また、融雪装置はそれ自体が高いという弊害もありました。なので、私たちは、水を必要なときだけ使いかつ、既存の融雪機よりも安価 で安全、手間いらずの省エネ融雪機の開発を目指しました。 (皆川廣治さん)

ふくしまへの想い インタビュー

株式会社ミナタック 皆川 廣治さん

 

将来的には、弊社が全国へ世界へ商品を展開して、頑張ることで、地域の雇用をどんどん増やしていきたいです。裾野の広いような生産体制を築いて、高齢者から若者まで雇用していき、プロダクトもオール会津、オール福島で対応できればいいなと思っております。また、雪国の生活を守ることは福島県全体の経済を活性化させることにつながると考えております。

団体概要

 

団体名

株式会社ミナタック

担当者

代表取締役 皆川 廣治(みなかわ ひろじ)

住所

〒965-0067 福島県会津若松市神指町下神指46 

電話番号  0120-37-8744(フリーダイヤル)/0242-26-3459
メールアドレス minatak0722@gmail.com
ウェブサイトURL

http://www.linedance-aizu.jp 

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