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蔵元から消費者までのお酒の流れを繋げる架け橋に。座右の銘は「感謝をする」。(福島県南酒販株式会社 営業統括部 営業推進課 小泉広美さん)

福島県南酒販株式会社 営業統括部 営業推進課

小泉 広美

三人兄弟の真ん中で長女として、福島県須賀川市に生まれる。大学四年間は県外に出て、大学卒業後、現在の勤め先である福島県南酒販株式会社に就職。蔵元と消費者を繋げる仲介役として「感謝をする」をモットーにお酒の魅力を伝えている。

 

【目次】

Episode 1
蔵元さんの思いとお酒本来の旨味を伝えるのが私たちの使命

日本酒って他のお酒と違って、色んな温度帯で飲める唯一のお酒で、氷を入れても飲めるし、温かくしても飲めるし、それによって味も全然違いますし、本当に味わい深いお酒なんです。

 

Episode 2
県内の方、県外の方は勿論、海外の方にもお酒を楽しんで欲しい!

福島県という、地域からとれた素材で蔵元さんが造った最高の旨味を出来るだけ多くの方に知って頂きたいです。なので、難しい事ではあるんですけど、今後は海外にも展開してその味を伝えていきたい。

 

Episode 3
何よりも「感謝」。感謝の気持ちを伝えたい。

やっぱり一番大切にしているのは「感謝をすること」ですね。弊社の理念でも「まごころの奉仕」という言葉があるんですけど、「感謝」の気持ちは忘れません。

 


 

蔵元さんの思いとお酒本来の旨味を伝えるのが私たちの使命

インタビューに応える小泉さん

私は主にネットショッピングでのお酒の販売を担当しているんですけど、ネットショッピングは大変です。オンラインで購入してくださるのは40、50代の方が多いのですが、

私は若い方にも飲んでいただきたくて、日々奮闘しています。

私も大学生の時には日本酒に対して「悪酔いする」とか「おやじくさい」とか、そういう少し硬いイメージがあったんですけど、でもそれは、日本酒の本当の旨味を知らなかったからだと気づいて、それからは日本酒が本当に美味しいんです。

この、蔵元さんの造るお酒の本当の良さを皆様にも味わって欲しいと思ったんです。飲み方にしても、日本酒は1合飲むのに、1.5倍の水を飲むと悪酔いをしなかったり、まだあまり世間に知られていないような楽しみ方もあるんですよ。

それと、日本酒って他のお酒と違って、色んな温度帯で飲める唯一のお酒で、氷を入れても飲めるし、温かくしても飲めるし、それによって味も全然違いますし、本当に味わい深いお酒なんです。

そういった未だ知られていないことも含めて、ただ、お酒を配達するのではなく、蔵元さんの思いを漏らすことなく届ける事で、本当の魅力を伝える事が私たちの使命だと思っています。

今、蔵元さんも代替わりしていて、蔵元の若い方もすごい頑張られているのを知っていて、だから是非、サポートをさせて頂きたいんです。

その使命を果たすためにも、働く者として、仕事内容も大事だと思うんですけど、人間関係が一番大事だと思うんですよね。職場では給料を頂いて、お金の発生する中でやらせて頂いているので、緊張感があるんですけど、それでもやっぱり和気あいあいした雰囲気は大事だと思います。

そうした雰囲気や関係は、仕事の後の飲み会などで作れることがありますし、お酒の力が大きいと思います。なので、お酒に関わっている方々には、お酒を飲みながら感謝をしています。お酒を飲むと色々な自分をさらけ出せますし、今日も飲みながらやっていたら違う感じになっていたんでしょうね(笑)

 

 

県内の方、県外の方は勿論、海外の方にもお酒を楽しんで欲しい!

福島県という、地域からとれた素材で蔵元さんが造った最高の旨味を出来るだけ多くの方に知って頂きたいです。なので、難しい事ではあるんですけど、今後は海外にも展開してその味を伝えていきたいです。個人で海外に展開されているメーカーさんもいらっしゃるんですけど、あまり知られていない酒蔵さんや小さな酒蔵さんでもお酒を海外に輸出したいという思いはずっとあったんです。なので、なんとか、その思いを叶えたいと思っています。

これは私がインドネシアに行った時の話なんですけど、日本で安く売っているカップ酒が、数千円で売られているのを見て驚きました。どうやら、インドネシアでは貧富の差がとても激しく、お酒は限られた富裕層の方しか飲めないようなものなんです。それと、インドネシアでは偽物のお酒が出回っていて、それを飲んで亡くなっている方もいらっしゃいます。

まだ、日本のお酒は、あまり浸透しておらず、中々手が付けられない高級なお酒というイメージが強いんです。お酒のこうした状況とイメージをどうにか払しょくしていければと思っています。払しょくのためには、お酒を輸出するだけでなく、輸出した後のフォローが大事になってきます。お酒を送って現地の人に任せっきりにしていると、日付が経ったお酒を商品として出されてしまい、それを日本酒だと思われてしまう可能性があるんです。

そもそも、日本酒って扱いが難しいんです。紫外線を当てると黄色くなってしまうし、温かいところに置いておくと、すぐに酸っぱくなってしまうので、品質管理がとても大事になってきます。黄色く、酸っぱくなった日本酒を、それが日本酒だと思われるのはすごく嫌です。やっぱり、お酒には作り手のメーカーさんの想いが入っているので、召し上がられる方には、その想いを知って欲しいですし伝えたいです。そのためにも、現地でお酒を管理できる人、蔵元さんの思いを伝える事が出来る人間が必要だと考えています。

 

[福島県の地酒の銘柄の数々 数多くのお酒が福島で生まれています]

 

何よりも「感謝」。感謝の気持ちを伝えたい。

やっぱり一番大切にしているのは「感謝をすること」ですね。弊社の理念でも「まごころの奉仕」という言葉があるんですけど、「感謝」の気持ちは忘れません。お酒を造って下さった蔵元さん、それを買って下さる小売店、その時の消費者に対しても、感謝の気持ちを込めて働いています。生産者から消費者まで、お酒の流れを私たちが通じて、蔵元さんの思いを消費者に繋げる。

この繋げる架け橋をさせて頂いている中でも、蔵元さんにお酒を造って頂いて「感謝」、取引先の方にお酒を取り扱って頂くことに「感謝」お酒を飲んで頂く消費者の方に「感謝」の気持ちがたくさんあります。そして、職場の仲間にも日々感謝の気持ちでいっぱいです。やっぱり、一人では仕事はできないし、皆でフォローし合って仕事をしているので「感謝」。恥ずかしくて言えない時もあるんですけど、職場の仲間に対しても、すごく頼りにしているし、いつも頑張っていると思うんですけど、中々口下手で言えないこともあって。そういう時には、やっぱりお酒ですね(笑) お酒は日頃の感謝の気持ちを伝えることを手伝ってもくれるんです。これからも、感謝の気持ちを忘れずに働いていきたいです。

 

 


 

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